税務調査サポートの詳細

税務調査立ち合いサービス

ここでは税務調査サポートの詳細をご紹介します。

税務調査の事前準備

間違いが分かっているのならば、修正申告をする・・・

最も、間違いがあってはならないのが売上です。
もしも、売上をごまかして過少に申告をしていた場合、事前に修正申告を行いましょう。
税務調査で売上にウソだったとわかった場合、過少申告加算税が本来の税金に上乗せされます。
その税率は通常10%。50万円をこえた部分は15%です。

さらに、税務調査にて、「意図的に売上をごまかした!」「架空の仕入れを経費にしてた」などの行為がバレた場合、その行為は脱税で悪質とみなされ、重加算税の対象になります。その税率は35%~40%!
税務調査の前に申告をすることで、税務調査官に重加算税を言い渡されないようにしましょう。

 

ちょっと後ろめたいこともご相談ください。

「実は・・・こんなことがあったんです・・・」
経営をやっていれば、「ん?大丈夫かな?」と心配になりながらも、やってしまったことがあるかもしれません。経営者様はちょっとしたことだと思っていても、もしかしたら税法的には大変なことかもしれません!経営者様はそのつもりはなくても、脱税になってしまっていて、実際は重加算税の対象になってしまうこともあります。

重加算税は先程も述べた通り、35~40%も加算されてしまい、
本来の税金が100万円だったのが135万円納税しないといけなくなってしまうので大変な問題になってしまう可能性もあります。
まずはしっかりヒヤリングさせていただいて、必要な対応策を練りましょう。

税務調査官が聞きそうなことをお伝えします。

はじめての税務調査だと、何もかもが分からない…と不安になりがちです。
まずは我々税理士がサポートしますので、ご安心ください。
また、事前打合せの段階で、少しでも経営者様にありえそうな質問等をご相談させていただきます。
どんな質問されるのか、その返答はどうしたらいいのか、なども事前打ち合わせを行いますのでご安心ください。

無申告の場合は・・・

手元に残っている資料をもとに書類の作成を急ぎます。
無申告であっても、税務署は申告しなければいけない証拠をつかんでいるのです。
法人の場合は法人開設届を出しているでしょうし、マイナンバーも存在します。
また、個人事業主でもマイナンバーや取引のある会社で税務調査が入った際の取引記録などから情報が税務署に入ることもあります。

つまり、税務署はわかった上で税務調査に来ているので、
速やかに申告書の作成をしてしまうのが一番です。

下手に隠そうとすれば、重加算税がかかることもあります。
重加算税は本来の税金にさらに40%もの税金がかかるものです。
本来100万円だった税金が140万円になったら大変な痛手ですよね…
40万円もあったら色々できるのに…って思ってしまいますよね。
下手に隠そうとはせず、自ら申告することで重加算税は逃れられる可能性はあります。

また、自ら申告することで、無申告加算税を15%から5%に減らすことも可能です。
本来の税金が100万円だったばあい、税務調査までに申告しなければ115万円、税務調査までに申告を行えば105万円に減らせるのであれば、税務調査までにやってしまった方が得策です。

無申告だった場合の申告に関しては別途ご料金を頂戴します。

税務調査当日

税務調査当日は税理士が1日中ご依頼者が同席致します。
調査官の手法は色々ありますが一つの例としてご覧ください。

朝10時ぴったりに調査官がやってきます。
2人組でくることもあれば1人で来ることもあります。

最初は会社概要のヒヤリングからスタートです。
きちんと申告をしている場合は、低姿勢で来て、調査官もニコニコとしているので「あ、意外と話しやすいかも!」と思ってペラペラおしゃべりするのは要注意。
行動パターンや社長の性格はもちろん、趣味の話などに飛んでしまったら、それが調査の費用に入ってないかもチェックされます。

従業員の人数、仕入から売上までの流れ、代金回収の方法、現金の取り扱いの仕方、最近の業界のことや、取引先のこと・・・など多岐にわたって質問されます。

ある程度ヒヤリングをすると今度は「帳簿を見せてください」と言われて、帳簿を見せます。
税務調査官は帳簿をコピーをたくさんとります。
●月●日の取引が怪しいとわかっていて、そこのコピーを取る場合もあれば、怪しいとは思ってなくてもとりあえずコピーを取っていることもあります。

お昼ごはんの用意はいりません。
逆にお昼ご飯を提供されると、なんとなく「御馳走になってしまった」という情が沸いてしまうのもあり辞めてほしいです。

調査官も一人でのんびりしたり、2人で作戦会議をしています。

午後

午後も引き続き、帳簿をみたり通帳や領収書を見てコピーしています。
夕方頃になって次回の日程で用意してほしいもの等を言い渡されて終わります。

税務調査2日目・・・

1日目の翌々日に税務調査2日目になることが多いです。
(翌日は持ち帰った資料を確認する時間に使っています。)

午後になると確認作業があります。
最終的に、税務署に持ち帰って、税務署で検討されます。

後日、修正事項の説明と修正申告

税務調査を行ったあとは税務署内で検討が終わり、電話が来るまでは待ち時間です。
税務調査で修正すべき点があった場合はその説明がされて、納得したら修正申告書を作成します。税法的に納得できない場合は、税理士と税務調査官とで意見をかわすことになります。

税務調査サポート費用

税務調査サポートパック(事前調査+税務調査立ち合い2日間)
費用 : 300,000円
立ち合い日数が追加がありましたら、別途7万円/日

修正申告費用(1事業年度分)
法人税 : 100,000円
消費税 :   50,000円